ポルトガルとアンダルシア州に挟まれた、スペイン西部エストレマドゥーラ州。
1998年にDO(原産地呼称)に認定されたばかりのDOリベラ・デル・グアディアナを擁するこの地は、長らく地元消費用の低価格ワインの産地として知られていましたが、この10年ほどで栽培と醸造の改革が進み、スペイン随一のコストパフォーマンスを誇る産地に生まれ変わっています。
生産者のルイス・トーレスは、設備の近代化にいち早く着手し、また栽培にビオディナミのノウハウを取り入れるなど早くから地球環境を意識したワイン造りに取り組んできた